にんげんにならない

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サバイバル・ウェディング【第10話 最終回】

 

皆さん、波瑠の可愛さにはお気付きかとは思うが、このドラマの波瑠は必見である。

透明感プラス「人間味の波瑠」なのである!!!

 

このドラマは仕事と結婚に挟まれる30女性というステレオタイプな悩みだが女性に未だに根付いていると思われるものをテーマにしている。

正直当事者より若い年代はこの問題を深くは考えなくていいともう頭では分かっていると思う。

しかし実際は30女性が周りにどう見られているかは身に染みて分かるし自分がそうなるのではないかとうんざりしている人も多いと思う。自分たちが変わっても他の人間たちの価値観は、「30女性」を見る「30女性以外の自分」で変わりない。自分たちは評価する側だと思っているのが丸見えで、30以前の自分が女性だと思っている当事者たちは30になるまではほかの人間から30女性は~というくだらない概念をぶつけられているのである。

まったく失礼極まりない。

 

私がこのドラマを見て思った事は「波瑠が可愛すぎる」「伊勢谷友介はこの髪型でもキマる」「吉沢亮カッコイイ」の3つなので、特に掘り下げる必要もないだろうと思う。

 

 

ところでこのドラマではインドに移住、結婚相手が起業というリスクを選んで結婚するか?という選択を最後にする。

 

私は思った。

「絶対無理」

そして思った。

でもいいかも

 

危険を冒し今の現実を飛び出すことは相手への愛を示すのに有効だ。

 

恋愛をすることが「盲目になる」か「盲目になられる」の2つしかないならこんなに救われない関係はないだろうと思う。

 

健全に人が愛し合い、どちらも盲目に夢中にならない関係で、最終話の波瑠のように結婚相手の移住と起業を『もしもの時は私が養ってあげる』と言える関係は本当に成立し得るのだろうか

 

もしこの波瑠が盲目になっているのだとしたら人間味があるなあと思うのだった。